新茶スタート
2021年04月12日
新茶スタート。
ここは我が家から40kmほど離れた太良町大浦。
目の前に有明海。
盆地の嬉野に比べ夜間の冷え込みが少ないため早生種でもない『やぶきた』がこの時期に摘めます。
嬉野なら早生品種の極一部がやっと摘める頃です。
茶摘みに来ても最初の作業は被覆資材(バロンネット)を剥ぐことから。
10日間、バロンを被せ光を75%ほどカット、いわゆる『かぶせ茶』がこれです。
光を遮ることによって渋み成分のカテキンの生成が抑えられ、うまみ成分テアニンたっぷりの良質の新芽が育ちます。
バロンを剥ぐと、ほらっ 鮮緑の新芽!!
さあ、茶摘み開始!!
今は歩かずに座って摘めます。
でも一台ウン百万円也!!
自転車のサドル並みのイス、エアコンもオーディオもなし。
キャタピラーにエンジン、送風機、バリカン、これだけでウン百万!?
でもたしかに楽になりました。
佳祐が帰って来る平成27年までは茶の畝の両側に二人が向かい合って機械を持ち、全部歩いて摘んでいました。
茶時期は最低でも体重5㎏、ウエストは3cmダイエットできましたが、今は楽ちんですがダイエットできず成長するばかり・・・
そんなことはどうでもいいのです!!
霜の被害も強風による被害もなく本当にきれいな新芽が出揃いました。
by親父