天井
意識のあるうちの30%くらいはこの景色を見ている。
『働く』から『寝てる』へ
『深酒』から『禁酒』へ
『飽食』から『常食』へ
『働くからこそ食べることが、飲むことが出来る』という持論を疑うこと無く抱き続けてきたものの…
入院2日目の朝食
予てより思い込んでいた『病院の飯は味が薄くて美味しいものではない』 この先入観は完全に間違っていた。
美味しい!! 我が家で食べていた酒の肴か飯のおかずか分からんような食事と違い一品一品が食材の味とそれを引き立てるための少量の調味料によって個性豊かな味わいになっている。いやいや、決して家内が悪いわけではありません。酒のために勝手に私が加えていたから。
ただ、私にとって不都合なことが…
三日目の午後看護士さんから『ごめんなさい、高血圧の薬と普通食を提供していました。晩御飯から減塩食に切り替えます。ご飯の量も減らします』と。
今朝の御飯が
たしかに薄味に!!
おまけにご飯の減量
明らかに減らされている!! いくら働かないとはいえ、飢餓状態になるのでは!?
そんなことはないのですよねぇ… 如何に今まででたらめな食生活だったか!!
もう一つ気付きが
昼と夜が同じ時間であること!!
動ける時は『働いている昼間』が7で『残り』が3の感覚でいた。
でもここでは半分半分、いや気持ち的には『昼間』が4で『夜』が6…
忙しく忙しく働きまわる看護師さんは昼も夜も10くらい!!
部屋の隣のトイレにも看護士さんにお世話になり…
ついでに廊下突き当りの窓まで連れて行ってもらうと
なんと我が家が。中央左に赤い2連の屋根がこども園、その斜め右下茶工場、その斜め右下我が家、三日で懐かし!!
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