石垣のお話し その2
2021年06月17日
刻まれた『百四十三』の文字、見えますか⁉ この石、実は田んぼの石垣の中。 カーブした先の中段あたりの四角い大きめの石です。
何年も田んぼやってて気付いたのはつい最近。 草払いしてて、あれ、もしや文字!?
で調べました。 これは『番号境界石』と呼ばれるものです。
『日本中を見ても、本藩と支藩との領地の境にこれほど多くの境界石を置いている例はない。 多いが故に歴史的意味、価値が見逃され、道路の下に埋められたり、石垣石に利用されたり、現在確認されているのは僅かである』というような文献もありました。
良かった! 爺さんが文化財保護法で訴えられるんじゃないかと心配しました。