屋敷に植えた『べにふうき』、丸っと3年が過ぎ、きょう初めての茶摘み
新芽は一芯五葉約12~3センチほどに伸びる中、先端の一芯三葉ほどを摘み取ります。
そして萎凋。
緑茶で言えば蒸操作に当たる最重要工程!! 緑茶は摘んだ新芽を一刻も早く蒸して(釜炒り茶は釜で炒って)新芽に含まれる酸化酵素を殺青、一年中緑の『緑茶』が出来ますが、紅茶造りはこの『ゆりかご』(萎凋機)でまず一時間400度の遠赤外線を当て太陽に当てたように『日干萎凋』、それから23℃のやや温風を当てて一晩『室内萎凋』の状況下に置きます。中身としては酸化が助長され、外見としては萎れてやわらかくなります。酸化するから鉄が錆びるように赤くなるわけです。上手に酸化を進めないと品のある香り、うま味に到達しません。
萎凋の途中、先端の方から酸化が始まっています。枯葉じゃないですよ!!
翌日萎凋が済んだら揉捻僟へ。
一時間半揉んでこの状態に。
更に酸化を進めるため竹で編んだ『バラ』に取り静置すること2時間
そしてやっと乾燥作業。『再乾機』に入れて90度の熱風で1時間半
やっと出来上がり!!
ずっしりと重みのある『あま~い香りのあま~い紅茶』が出来上がりました。
これから8か月間、深~い眠りに着かせ来年の東京ドームテーブルウェアで皆様にお披露目の予定です。
乞うご期待!!
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