中島緑茶園

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丸刈り

2021年05月10日

その他

コロナでヤケクソになったわけではないですよ!! 『中刈り』という作業です。 

かまぼこ状の茶の畝を、最高点で50㎝位まで刈り込む、まさに丸刈りして丸坊主にしてしまいます。 茶樹の背丈が高くなると管理作業がやりにくくなり、また途中の枝の部分がどんなに成長しても葉っぱを収穫する茶栽培にはマイナスはあってもプラスにはなりませんから!! 

昔は防風や目かくし兼自宅用のお茶を取るため、お茶の木は垣根として広く栽培されていました。 地域を選ばず、場所を選ばず、恵まれた環境でなくても辛抱強く育ち、強い刈込をしてもすぐに再生する!! お茶の木は本当に根性があります!! 

丸坊主になりましたが7月下旬にはすっかり緑に覆われ、それにハサミを入れて芽を揃えていくほどになっていますよ!!

ところで、この作業はJA の職員さんが機械も持ち込んでやってくれます。 もちろん有料ですが、こんな高性能大型機械を個人で買えるわけもなく! 

ちょっと画面が暗くせっかくの良い男がうまく映ってなくて残念!! 本日作業を請け負ってくれたのはJA職員のSI君。 彼のお父さんも元JA職員さん。 且つこの親子は私の行った静岡の国立茶業試験場の先輩後輩。 

嬉野にはこの国茶の卒業生がたくさん(正確な数字はわかりませんが恐らく3~40人?)。 小さな産地ゆえ同じ釜の飯を食った絆はより強く、国茶出身者は茶産地の多くの県に存在しますが、佐賀県ほど結びつきの強い県は他にはないと断言できます!! 

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茶のピラミッド 『合組』

2021年05月09日

新茶

令和3年新茶 この畑で終了

2021年05月03日

新茶

茶畑の散髪

2021年05月02日

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新旧茶摘みの競演

2021年04月26日

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新茶スタート

2021年04月12日

新茶

新茶スタート。

 

ここは我が家から40kmほど離れた太良町大浦。

目の前に有明海。

盆地の嬉野に比べ夜間の冷え込みが少ないため早生種でもない『やぶきた』がこの時期に摘めます。

嬉野なら早生品種の極一部がやっと摘める頃です。

 

茶摘みに来ても最初の作業は被覆資材(バロンネット)を剥ぐことから。

10日間、バロンを被せ光を75%ほどカット、いわゆる『かぶせ茶』がこれです。

光を遮ることによって渋み成分のカテキンの生成が抑えられ、うまみ成分テアニンたっぷりの良質の新芽が育ちます。

バロンを剥ぐと、ほらっ 鮮緑の新芽!!

 

さあ、茶摘み開始!!

 

 

今は歩かずに座って摘めます。

 

でも一台ウン百万円也!!

自転車のサドル並みのイス、エアコンもオーディオもなし。

キャタピラーにエンジン、送風機、バリカン、これだけでウン百万!?

 

でもたしかに楽になりました。

佳祐が帰って来る平成27年までは茶の畝の両側に二人が向かい合って機械を持ち、全部歩いて摘んでいました。

茶時期は最低でも体重5㎏、ウエストは3cmダイエットできましたが、今は楽ちんですがダイエットできず成長するばかり・・・

 

そんなことはどうでもいいのです!!

霜の被害も強風による被害もなく本当にきれいな新芽が出揃いました。

by親父

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茶苗植え

2021年03月04日

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