コロナでヤケクソになったわけではないですよ!! 『中刈り』という作業です。
かまぼこ状の茶の畝を、最高点で50㎝位まで刈り込む、まさに丸刈りして丸坊主にしてしまいます。 茶樹の背丈が高くなると管理作業がやりにくくなり、また途中の枝の部分がどんなに成長しても葉っぱを収穫する茶栽培にはマイナスはあってもプラスにはなりませんから!!
昔は防風や目かくし兼自宅用のお茶を取るため、お茶の木は垣根として広く栽培されていました。 地域を選ばず、場所を選ばず、恵まれた環境でなくても辛抱強く育ち、強い刈込をしてもすぐに再生する!! お茶の木は本当に根性があります!!
丸坊主になりましたが7月下旬にはすっかり緑に覆われ、それにハサミを入れて芽を揃えていくほどになっていますよ!!
ところで、この作業はJA の職員さんが機械も持ち込んでやってくれます。 もちろん有料ですが、こんな高性能大型機械を個人で買えるわけもなく!
ちょっと画面が暗くせっかくの良い男がうまく映ってなくて残念!! 本日作業を請け負ってくれたのはJA職員のSI君。 彼のお父さんも元JA職員さん。 且つこの親子は私の行った静岡の国立茶業試験場の先輩後輩。
嬉野にはこの国茶の卒業生がたくさん(正確な数字はわかりませんが恐らく3~40人?)。 小さな産地ゆえ同じ釜の飯を食った絆はより強く、国茶出身者は茶産地の多くの県に存在しますが、佐賀県ほど結びつきの強い県は他にはないと断言できます!!
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