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朝からトラック一杯の肥料とお弁当を持って40k先の茶畑へ。

まだ一月ですが一回目の肥料を開始しました。

今日は一月二十九日、東京ではテーブルウェアフェスティバルが始まりました。

二年前までは国際キルトフェスティバル、テーブルウェアフェスティバルとこの時期の約一か月を東京で過ごすことがライフワークとして定着していました。　が…

テーブルウェアに出展している有田の窯元K君からその様子を知らせる写真が送られてきました。

実は私も今日から、ドーム以外で初めて開催されるテーブルウェアを見学に行く予定でした。もちろん足宿押さえていましたが、ついでに訪ねるつもり（本当はこっちが目的か!?）の娘から『家の周りはコロナだらけ、孫に会いたかろうが危険極まりない!　今は来るな!!』の命令…　

仕方なく三日前にキャンセルした次第。『老いては子に従え』ですね。トホホ。

さて、肥料散布機と歩いて歩いて今日は

ちっとはダイエットできたでしょうか!?

帰りしな、ふと目の前に

僅か10m位の距離にもかかわらず恐れる様子もなし。タヌキ!?

わざわざ振り向いてくれて

どうやらアライグマのようです。

『アライグマさん、今年は会えたけど来年は会えないよ、俺は東京だから!!

元気で暮らせよ!!』

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前回8日の『孫紹介ブログ』以来 黙りこくっていましたが、決してコロナ感染でもなく、恐れて引きこもっていたわけでもありません。

やることは一杯あって、でもやってる最中に写真撮ったりするひと手間がおろそかになり…　なかなか投稿できず…　ごめんなさい!!

溜めていたものをご紹介します。

まず１０日ほど前に行った『中島建設・左官事業』から。

写真下、昨年の８月の大雨で傷んだ農道の修復です。　道の上り方向左側、雨に浸食され、ひどい所では幅７０㎝、深さ８０㎝程えぐれてしまいました。

まずは頭から拳ほどの大きさの石をその溝に入れて埋戻し、その上に砂利を入れて均します。

そしてコンクリート打ち。　どうでしょう、素人にしてはボチボチでしょう!?

次は本業の茶。　３月頭に植える予定の屋敷改植園の栽植床作り。

まずは２度目の耕運。　

翌日は－４℃!!　耕運したことで水分が上がり真っ白に。　

だいぶ畑らしくなったでしょう。

それから1.8ｍ間隔で線を引きその線状に溝を作ります。　

その溝に堆肥とリン酸肥料を施します。　

そして深耕。　

ここに植える茶苗がすくすくと育つようにふかふかの『土』を作ってあげます。　

このまま土と堆肥が馴染むまで一か月ほどおいといてまた耕運し、マルチを張っていよいよ植え付けとなります。

すべての作業が出来る限り土が乾燥した状態で取り組むことがベスト!!　だから天気予報は最も重要な情報であり、『明日は崩れる』恐れがあればオーバーヒート寸前まで働くこともあります。

中島大工もご覧ください。もう6年前に立てた小屋です。

設計図（簡単なものですが）を書き、コンクリートを打ち、基礎を立ち上げ、うちの山から木を切り出し、『材木』加工は製材所に頼みますが、出来た木材を柱、梁、桁にカット、加工するのは私。

そして組立て屋根張って、すべて息子と二人で作った小屋です。

現在は様々な農具を仕舞っています。

茶、稲はもとより土方、左官、大工、etc…

あくまで素人ながら『自分でやれる!!』

それこそ『百姓』のプライドです。

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今日は8日。　昨夜訪れた孫ちゃん達と祐徳院へ、お預けしていた初詣。

孫ちゃんいるのに主役は譲りたくない私…!?

自分で新聞紙を丸めボールを作りキャッチボールの兄ちゃん

縁側、じぃお手製のブランコを楽しむ妹

『目の中に入れても痛くないほど可愛い』とは、昔の人の表現は豊か!!　まったくその通り!!

実は私、５日午後から急に体調悪くなり微熱ながら絶不調に!!　翌６日になっても回復せず、翌日孫御一家にご対面を控え、もしやコロナでは!? と不安になり、覚悟を決めて病院へ。　まずは血液検査、『ウィルスもしくは細菌が通常の１７０倍!!』と。いよいよ次はPCR検査かと思えば、抗生剤と整腸剤を渡され お会計。　いやいや、これでは帰れないと意を決して『コロナではないのですね?』と尋ねると明快に『わかりません』と。　昨日、随分回復しましたが念のため孫たちを迎えに行く直前、自前で抗原検査を実施、冒頭の写真、妊娠検査じゃありませんよ!!　コロナ抗原検査　陰性なり!!

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おっと、勘違いなさらぬように、決して人目もはばからず…　ではありません!!　もちろん出初式でもありません。　年末草払いした大浦の法面の草を焼却しに来ました。　火をつける前に安全のため水を掛け延焼を防ぎます。　いよいよ着火！

下で火の管理をする（撮影も）息子も熱くて大変ですが上で放水する私も煙たくて煙たくて!!　間違いがあっては火災になります。　緊張する作業です。　そして焼畑ならぬ焼法面終了このあと道上の法面も焼却し急いで帰宅。　今夜、久しぶりに孫ちゃん達が帰省するのです!!　一番のお年玉です!!

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暮れの『恒例行事』がバタバタと始まりました。　年賀状に向かう度、下手くそな字に気持ちが滅入ります。

午後からは私は窓をはじめ外回りを洗浄息子は庭木の手入れ

自慢じゃないですが、百姓の家は広い・・・　窓ガラス、エアコンに照明器具、障子の桟、車の掃除、とどめは餅つき・・・　　ぎりぎりまで続く『恒例行事』。　　畑がいい!!　　

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大浦草払い４日目。　今日は一人、払い終わった草の片付け。　等高線状に上から下へと転がす感じで草を下していきます。と言っても決して転がりませんよ!!　転がすような感じで、あくまで力を使って少しずつ少しずつ下していくと、こんな風に草がロール状になり綺麗にまとまりながら下していくことが出来ます。　夕方、ほぼほぼ作業完了。　

before    after  ご覧あれ！

お散歩中のおばさんが「おと～ろしか、公園のごと綺麗にしぃしゃったねぇ～!　（うわ～すごい、公園みたいに綺麗にされましたねぇ～）」と。　ありがたいお言葉!!　疲れも吹っ飛びます。　ここで会った人は、言葉はこれだけ。　実にのどかな一日。　

その頃我が家はパニック状態。　『年明け東京ドームイベントに上りません！』のお便りこれを出したところ急にご注文が殺到し家内は『パニくっている!!』と電話が入りました。　めでたし めでたし!!　

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毎年畑仕事の締めは大浦茶園の草払い。　結構な面積があるんですよ!!

この写真でも全部ではありません。　ここは茶園の面積が約１０，０００㎡で、法面、つまり草払いをする面積もその６～７割くらいはあるでしょう。　しかも急傾斜ゆえなかなかハードな作業です。　

動画の右隅麦わら帽子は、久々登場の小林さん。　今日は海苔の仕事を休んでもらい老々ワーク!!　強風に初雪も舞う中奮闘しています。

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論より証拠、まずはご覧ください!!

これぞ幻の『砂炒り焙じ機』!!　ずいぶん年季の入った機械。　まるで火事のように煙が立ち昇り近寄るのが怖いほど。　動画は茶葉を一回通したところまでですが、もう一回この機械を通します。　

『砂炒り焙じ』とは熱した釜の中に茶葉（正確には新茶の茎）と厳選された砂とを同時に流し、これが混在一体となり釜を通過する間に砂から発せられる遠赤外線が茶葉を包むように優しく、素早く、均等に焙煎していきます。　まるで高級干物を炙るような、上等なゴマを炒るような、なんとも旨味たっぷりで、それでいてすっきりとした風味のほうじ茶が生まれました。

ほうじ茶を比較してみました。　左が市販のもの、真ん中が我が家のこれまでのもの、そして右が新しいほうじ茶。

従来のものも一般的ほうじ茶より見た目の色も水色も薄目でしたが生まれ変わったほうじ茶はなお薄い明るい色です。　薄い色でも香りは燃えるように立ち昇ります!!

原料はもちろん贅沢にも新茶の茎!!　before　after  ご覧あれ。

やきものワールドは4日目、月曜日だから…　の予想ははずれ！　昨年とは打って変わって連日すごい賑わいです。　実績をもとに最小限の玉（お茶）で臨んだイベント。　まだ３日を残してお昼頃には４つのお茶が売切れ!!　なんともうれしい誤算です。　昨日から後方支援部隊（嬉野の家内）へ、やんややんやの電話攻勢。　クロネコを急かしチーターの如く走ってもらい午後３時にお茶到着。　

お客様　お待たせいたしました!!

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ついに名古屋場所、いえ『やきものワールド』が始まりました。

二日目を終えお客様の入りは快調!!　　コロナが下火となり3割くらい増えている感じがします。　ありがたいことです!!　

ところで、恥ずかしながらイベントの始まる直前にちょっとしたハプニング、いやミステイクやっちまいまして…

これが去年設営完了の写真

そして今年

なんとクロスを忘れていたのです!!　慌ててイベント事務局さんに泣き付き白布を提供いただきました。　ごっつあんです!!

もうひとつ、いよいよスタートの26日朝、会場入りしてお客様を迎える最終準備、釣銭を宿に忘れていたのです!!　少しでもコンパスの長い息子をホテルへ飛ばしぎりぎりセーフ!!　

ちょっと緊張が足らないのかなぁ…　反省です！

26日夜、初日を終え素晴らしいご褒美が！　

これは遥か40年前、静岡の国立茶業試験場で学んだ仲間との『ミニ同窓会』。　私の名古屋出稼ぎに合わせ静岡、三重、京都から駆けつけてくれました。　チョ～楽しい!!　そして翌27日、二日目を終えると今夜は名古屋に住む義姉ご一族に招かれ画面に映らないほどの御馳走!!

振り返ればこの二夜が予定にあったゆえ緊張が緩んでのミスだったのでしょう。　

さあ、三日目いざ出陣!!

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