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茶の木をバロンスクリーン（かぶせ茶を作るための被覆資材）ごと『一突き!!』　敵ながらあっぱれ!!　　１２日、田楽にして頂いた筍、実はあれから２７日にもう一度採集、今度はてんぷら、かまぼこと煮つけで美味しく頂きました。　その筍の復讐です。　５カ所もやられました。

ともあれ新茶から４７日目、二番茶がスタートしました。　例年なら４２日程度で始まりますが、さすがに今年は異常に新茶が早かった分、気温の上昇が例年より遅くこの日数です。

数年前までは二番茶の全量を紅茶に加工していましたが、『和紅茶ブーム』も一段落！　今年は緑茶と紅茶半々ぐらいにするつもりです。

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二番茶のかぶせ作業二日目です。　新茶の時、説明しましたが『かぶせ作業』は良質茶作りの『いろはのい』。

すでに梅雨入りし、摘み取りもこうした作業も空模様に翻弄されつつひたすら励むのみ!! です。　

畑の写真なんて同じようなものばかりで『アイキャッチ画像』はなかなかハードルが高い!!　

ただ 思えば、稲作にしろ野菜作り、お茶つくり、一年間の中には様々な作業があっても、年単位で見れば毎年同じ作業の繰り返し!!　　ブログという場を借りて何をお伝えするのか⁉　新たな課題です。

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昨日の『ご褒美』待ちきれず早起き!!　

お茶と関係ない、そして決して映えない食レポ、二度と致しません、今回だけお許しください。

昨日帰宅後暗くなるまで皮をむき、１０時くらいから米ぬか入れて湯がいて豚肉炒めて炊き込み開始は１２時近く。　一晩経ってよ～く味が染みてます。　

ワァ～ 味噌濃い～～くて　美味しい!!　これこれ!!

高血圧の私を気遣いつつ、家内は特別濃い味を提供してくれました。

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先月１２日新茶の先陣を切った大浦の畑、もう二番茶が３～４㎝ほどに伸びています。　今日は笹の葉の除去作業。　写真右側の竹やぶから飛んで来て新芽の中にかくれんぼする笹の葉を一枚一枚手で取り除きます。　二番茶に紛れ込んでは『異物混入』、大変ですが両の手と１０本の指を駆使するほかありません。　　　

取りつつ、風が吹くとまた空からぱーらぱら…　　半ば気持ち切れそうになりつつ、『人生とはこんなもんだ!!』と悟りにも至り…　

息子と二人、５時間ほど作業して終了。　曲がったまま固まる腰を伸ばしていると、発見!!　辛抱仕事のご褒美は大好物のタケノコ!!　明朝はタケノコの田楽、ごっつぁんです!!

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コロナでヤケクソになったわけではないですよ!!　『中刈り』という作業です。　

かまぼこ状の茶の畝を、最高点で５０㎝位まで刈り込む、まさに丸刈りして丸坊主にしてしまいます。　茶樹の背丈が高くなると管理作業がやりにくくなり、また途中の枝の部分がどんなに成長しても葉っぱを収穫する茶栽培にはマイナスはあってもプラスにはなりませんから!!　

昔は防風や目かくし兼自宅用のお茶を取るため、お茶の木は垣根として広く栽培されていました。　地域を選ばず、場所を選ばず、恵まれた環境でなくても辛抱強く育ち、強い刈込をしてもすぐに再生する!!　お茶の木は本当に根性があります!!　

丸坊主になりましたが７月下旬にはすっかり緑に覆われ、それにハサミを入れて芽を揃えていくほどになっていますよ!!

ところで、この作業はJA の職員さんが機械も持ち込んでやってくれます。　もちろん有料ですが、こんな高性能大型機械を個人で買えるわけもなく！　

ちょっと画面が暗くせっかくの良い男がうまく映ってなくて残念!!　本日作業を請け負ってくれたのはJA職員のSI君。　彼のお父さんも元JA職員さん。　且つこの親子は私の行った静岡の国立茶業試験場の先輩後輩。　

嬉野にはこの国茶の卒業生がたくさん（正確な数字はわかりませんが恐らく３～４０人？）。　小さな産地ゆえ同じ釜の飯を食った絆はより強く、国茶出身者は茶産地の多くの県に存在しますが、佐賀県ほど結びつきの強い県は他にはないと断言できます!!　

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お茶で遊んでるわけではありません！　　７種類の品種、大小４２枚の畑から生まれた新茶。　人と同じく味、香り、水色など様々な個性があり、ぶつかり合わないように、それぞれが活きていくようにブレンドする作業が『合組』です。　

これと決めたお茶数点を順番に均一に積み上げていきます。

積み終えたら少しずつ混ぜ合わせながら袋に詰めていきます。　上下は崩す時に混ざりますが、大切なことは中心部と端の部分とを意識して混ぜ合わせること。　お茶に限らずピラミッド状に積み上げると必ず粒子の多きいものが外側に来て細かいものが中心に寄りますからね。

今日は『八十八夜』、『茎入り茶』、『粉茶』など７種類のお茶合計１．２トンほど合組しました。　

こうして一年間通販で販売する分、それと秋の名古屋『やきものワールド』、年明けて１～２月東京ドーム『国際キルトフェスティバル』『テーブルウェアフェスティバル』３イベントで販売する分を確保するわけです。

クゥ～　それにしても腰が痛い!!

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４月１２日最速で始まった新茶も今日（５月３日）やはり最速で終了!!

遡ること４０年、私が就農当時は４月最下旬にスタート、５月２０日過ぎまでやっていましたが、年々早くなっていきます。　早生種の栽培面積が増えたこと、茶工場の処理能力も摘み取りのスピードも格段に上昇したことも理由のひとつでしょうが見逃せないのは、やはり『温暖化』でしょう。

一応 　自己紹介を！　左より４代目佳祐、私、なくてはならぬ助っ人小林夫妻、そして家内、甘んじてカメラマンに徹してくれたのは姉、昨年に続き孫ちゃんの応援は叶わず…　でした。

飯食う間も寝る間もなく働いてみんな『げっそり』⁉⁉

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今日は今年最後の新茶摘み。　５時半、山の畑へ向かう途中、見事な景色が目に飛び込んできた。

この小さな町にうれしの温泉、吉田焼、うれしの茶と日本に知れた産業が３つも息づく、奇跡ですなぁ!!　大切に繋げていかねば!!　

さて、先を急がねば!!

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てっぺんの新芽は摘みとったものの両サイド（畝間）の新芽は伸びっぱなし。　てっぺんも刈り残した新芽や遅れて出てきた新芽が大きくなって、人に例えれば襟足が伸び、枝毛や不揃いとなった状態。　今日はそれをきれいに『散髪』の作業です。　

上の写真は畝間を刈る『裾刈り』。　下の写真はてっぺんを刈り揃える『刈番』。　これをしないと畝間が狭くなり管理作業に支障が出ますし、てっぺんに残った芽は大きく硬い葉っぱとなりやがて始まる二番茶の新芽に混ざり品質を落としてしまいます。　

そうです、新茶を摘んだらもう二番茶へ、来年の新茶へ向けての作業が始まっているのです。

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中島緑茶園のホームページを公開しました。
ホームページより、商品のご購入も可能となります。

新茶情報、商品情報もブログにてお伝えしていきますので、よろしくお願いします。

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