9月1日、昨日までの猛暑が一転、若干湿りはあるものの心地よい風の中、今日の作業は『深耕』。
30㎝フォーク状の鍬で深く土を耕すことによって踏み固められた土を起こし酸素を供給、また根を切ることにより新しい細根の発生を促します。 昭和の頃まではどこの畑でもなされる作業でしたが近年のように極端な天候では、例えば深耕の前後が干ばつであった場合この作業は茶の生育に悪影響となります。 それに農家の経営面積が拡大したので、このまどろっこしい作業は敬遠されがちです。 なにせ毎分5~6mくらいしか進みませんからねぇ。
列に入れてやれば両サイドは茶の木に支えられるので勝手に『深耕機』がやってくれます。 昨日午後3時くらいにスタートして只今10時、今日いっぱいは物言わぬ深耕機とデートでしょうなぁ… 夢想、妄想、回想、追想、瞑想… 私の頭は自由極まりなし!! ところでこの『深耕機』ずいぶん年季が入っているでしょう。 家内と同じ年季、昭和61年、恥ずかしながら彼女の持参金で買いました。 たしか37万くらいでしたか⁉ 当時の私達には車を買うほどの思い切った買い物でした。 昔の機械と家内は丈夫です!!
よく覚えていませんが、最後の一列になって操縦ミス。 深耕機もろとも7mほど下の畑へコロコロころりん!! どんな話にも『落ち』はつきものですね!!
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